軒天に使うボードをどう選ぶ? truss

「軒天」とは、字の構成のとおりですが、軒の天井です。軒下から見上げると見える部分です。平屋ですと2階よりだいぶ低い位置に位置してくるので見た目も気になってくる部分です。

見た目だけでなく、外気に触れることになる軒天にはどのようなボードが使えるのか、悩むことはないでしょうか?耐久性も考えるとどのような材質のものを使うのが適切なのでしょうか?

設計をしていると、このような細かい点で頭を悩ませることが多いと思います。

 

そのような時は、まずtruss(トラス)にログインしてみてください。「下地ボード」の検索画面を開き、検索条件の一つである”部位”で「軒天」を選びましょう。そこで使われることを想定して開発された商品だけを絞り出し俯瞰してみることが可能です。

 

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[ これは 建材選択クラウド truss の下地ボード検索画面です。]

 

同じ種類なら、厚みが厚くなった場合にどの程度単価が上がるのも一目瞭然ですね。(カタログに載っている情報をまとめたサービスになるので単価は設計価格になります。実際に購入できる金額は担当される施工者の方によって変わってくると思いますので確認してください。)

また製品のラインナップとして何ミリ厚の製品が用意されているかも簡単にわかります。これを見ながら施工者の方と強度はどの程度必要か考えながらどの厚さを採用するか決めていただければと思います。

 

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上のグラフを見ると厚みは同じですが、単価が違うものがあります。

これらは、見た目を意識する方向けに、塗装仕上げがされていたり、フラットな仕上げではなくリブ加工等の表面加工がされている製品です。

最初に触れたように軒天は目立つ部分ではありませんが、確実に目に入ってくる部分ですので建物の印象に大きく影響してきます。このような目立ちにくい部分も丁寧に提案できると建主の方も満足度が高くなると思います。(塗装の材工の料金をいれると単価はシンプルなボードを使った場合と同程度になるかも知れません。塗装に関しても比較でき選択できるサービスを追加できればと考えています。)

 

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建材クラウドtruss(トラス)の下地ボードの選択画面では点の色毎に材料の種類が異なっています。

上のグラフは厚みと設計単価の2軸上に各メーカーの製品がプロットされていますが、グラフの上部にある表示の切替ボタンを押すとボードの種類毎に並び替えることができます。

 

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様々なボードがあり、特徴がなかなか分かりづらいと思いますので、それぞれどのような特徴を持っているのか簡単にわかるようになっています。

例えば赤色の点は何でしょうか?火山性ガラス質複層板というとても熱に強い製品になります。作っているのは大建工業ですね。

濃い黒とグレーの点は、ケイ酸カルシウム板とフレキシブルボードで、様々な商品を勉強できるようになっています。まだ実務経験が少ない人もこれを見ていればどのような材料が存在しているのかわかってくるはずです。

また、せっこうボードは水に弱いので外気に直接触れる部分には使わないと思われるかもしれませんが、耐水性を持たせた強化せっこうボードも軒天に使えることがわかりますね。

軒先天井に使える材料でも色々な選択肢があります。全体像を把握し、特徴から絞られると比較対象が明確となり、選択するのも大分簡単になると思います。

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